2003年設立以来、当道場は大きな団体の関東大会や全日本ジュニア空手道選手権大会、
全日本大会で上位入賞者を毎年、多数輩出してきました。
今後もそういった道場生が出るでしょう。しかし、それが誇りではありません。
当道場の教育方針は文武両道です。
一番誇りにしているものは十数年という実績の中で、小学生だった道場生が学力の高い名門
私立中学校や高校、名のある大学に進学し、立派に生き抜ける社会人となっている道場生が多くいること。
設立以来、文武両道を教育方針としてきた道場としてこれ以上に嬉しいことはないと思っております。
学力だけに力を入れても自分の身すら守れない子供ではこれからの時代に生き抜けるとは思えませんし、
だからと言って空手一筋などと一筋の意味を取り違えて学力も無く、社会人としての標準的な能力も無く、
企業に入ることもできない人間を創ろうとも思っておりません。
それには教える側も総合的な経験が無ければ社会に役立つ教育はできないということです。
學武会館では『空手一筋』などと言って、アルバイト程度の仕事しかしてこなかった指導者や、
空手しかできなかったからなどという指導員を前に立たせておりません。
空手しかできない人間が未来のある少年に、総合的な指導ができるでしょうか?空手以外で、
人生の成功を掴む力を持っていない人間に指導してもらいたいですか?たかだか数年の習い事かも
しれませんが、少年期に受けた影響は人生を考えるときに一つの考え方として、ずっと心に残って
いくものだと考えています。当道場の一番のポイントはそこにあります。
当道場は、敢えて『空手の道場ではありません』と言っております。
敢えて『空手は二の次』と言っています。その二の次のレベルがどのレベルかは見学していただいた方の
判断に任せます。他の道場と充分に比べていただきたいと思っております。
当道場の指導員は教員経験者、大手企業経験者、国家公務員等がおります。
一般部の道場生にも大手企業の役員や国家公務員、地方上級公務員、警察官、レスキュー隊をはじめ、
小学校、中学校、高等学校、専門学校、大学などの各種教育機関で教えておられている道場生が多く、
中学生や高校生は進路の相談、大学生は就職相談などを気軽にできる環境にあり、将来を確かなものと
していける環境にあります。空手の道場だからと言って、ただひたすら空手だけを教えても
『キチガイに刃物』になりかねません。
当道場のレベルは、一定以上の水準を持ち、社会的に地位のある指導員と道場生によって
創られております。
學武会館は、誰でも入会できるわけではありません。
道場方針に賛同いただき、共に目指せる方に限らせていただきます。
學武会館の特徴